
親の通帳が気になり始めたとき、すぐに後見の申立てが答えとは限りません。
まず、親が自分で買い物や通院の支払いをできているかです。できているなら、家族が代わりに契約や引き出しを始めると、あとで兄弟の間で説明が必要になります。できないサインが出ているなら、病院の診断と、日常生活の様子をメモします。
任意後見は、判断できるうちに、将来頼む人を契約で決める方法です。法定後見は、すでに判断が難しいときに、家庭裁判所が関与します。どちらも、親の財産を家族の誰かが自由に使ってよい制度ではありません。
TRYの面談では、兄妹の役割分担を先に聞きます。通帳を見ている人、病院に同行している人、離れて暮らしている人が、同じ情報を持っていないことが多いからです。情報を揃えるだけでも、疑いの話は少し静かになります。
急いでお金を移す前に、一度相談してください。善意の移動が、あとから問題になることがあります。



